ボイド管の設置~平屋建てワンダースケルトンハウスII@北杜市
配筋工事が完了し、配筋検査も無事に終わったOK様邸の様子です。
配筋ができあがったら、次にコンクリートを流し込んでいきます。その作業のことを打設といいます。下の写真は底面の打設が完了し、円柱型の基礎を作るためにボイド管を設置しているところです。ボイド管とは基本的に紙でできた筒状のもので、かなり丈夫です。コンクリートを流す前にあらかじめ設置し、コンクリートが固まった時点でボイド管を抜くときれいな円柱ができあがります。
円柱型の支柱はECOホームの基礎の特徴です。床下エアコンからの暖気がスムーズに床下全体に流れるように円柱型にしています。一般的な壁形状の基礎だと、どうしても空気が淀むエリアが出てくるのですが、円柱形だと床下全体に暖かい空気が循環します。また一般的な壁形状の基礎に比べて、地震に強いのも円柱型基礎の特徴です。
(続く)