コンクリートの打設の様子~完全分離型の二世帯住宅@北杜市
北杜市のU様邸で基礎コンクリートの打設が始まりました。
打設は「ダセツ」と読みます。固まっていない生コンクリートを型枠の中に流し込んでいく作業のことをいいます。生コンが型枠の隅々までキチンとすき間なく入るように、竹や木の棒でトントン叩いたり打ったりするので、それが語源だそうです。もちろん今でもトントン叩いたり打ったりする作業は行います。
話が逸れました。下の写真はU様邸の敷地に到着したミキサー車とポンプ車です。快晴の空の下、基礎の打設が始まります。
生コンを待ち受けるU様邸の基礎。配筋が済んで、基礎を囲む断熱材の施工もしっかり完了しています。
上の写真をもう一度見てください。鉢巻を巻いた職人さんの胸元の高さまで基礎が立ち上がっているのがわかるでしょうか?ECOホームの基礎はこのように深い(高い)のが大きな特徴です。凍結深度の下まで基礎を掘り下げることで、一年中約15℃で安定している地熱を建物に取り込むしくみです。
冬、気温が0℃になっても基礎の下から15℃の地温が家を暖めてくれます。夏、気温が35℃になっても、基礎下の15℃の地温が家を冷ましてくれるのです。
いよいよ打設が始まりました!
続く。