木材の手刻み作業~10帖の作業小屋づくり@北杜市
下の写真は、柱や土台、梁、桁に使う木材を、大工さんが手刻みしているところです。手刻みというのは、仕口や継手といった、木と木を組み合わせるために作る複雑な凸凹を手作業で作ることを言います。
住宅の場合は、使用する木材が多いので、工場で機械加工(プレカットといいます)するのですが、今回作る小屋ぐらいであれば、熟練の大工さんの場合は手刻みの方が早いのです。
こちらは大工さんの息子さんで、20歳の青年です。まさに仕口を刻んでいるところです。こうして技術が継承されていきます。素晴らしいと思います。
(続く)