上棟~ロフトのある平屋建て@北杜市
今回は、北杜市F様邸の上棟の様子を紹介します。
平屋建てなので上棟はスムーズに終わりました。
上棟後、屋根の断熱材の施工も行いました。カネライトフォームという厚さ60ミリの断熱材を野地板(屋根の下地材)の上に敷き詰め、つなぎ目を専用の気密テープ(下の写真の黒い部分)でふさいでいきます。気密テープには弾力性があり、地震の際に断熱材が多少動いても、伸縮して気密性を維持してくれます。
ECOホームの屋根断熱は、2層構造になっているのが特徴です。1層目の断熱材の上から垂木(屋根の斜面に沿って縦方向に取り付けられている木材)を施工し、垂木の間に2層目の厚さ40ミリの断熱材を入れていきます。
一般的な住宅の屋根(もしくは天井)の断熱材は1層構造ですが、ECOホームで採用しているソーラーサーキット工法では屋根に2重の断熱材を施工しています。そのおかげで屋根の上に雪が降り積もっても一切屋内に影響のない、高断熱の家ができあがるのです。
下の写真は2層目の断熱材をアップで見た写真です。断熱材の両端に4本のスリットが入っています。カネライトフォームに特殊なスリット加工を施したもので、このスリットがばねの様な役割をし、縮めてはめると垂木の幅にぴったりと収まるようになっています。
最後は屋根を中側から見た写真です。
(続く)