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基礎工事レポート2~完全分離型の二世帯住宅@北杜市

Date:2019年4月24日

北杜市のU様邸の基礎工事の様子です。

前回地面を掘り下げている様子を紹介しましたが、あれから3日経ち、下の写真の状態になりました。

 

基礎工事の手順を簡単に説明すると、

1)地面を掘り下げる・・・前回終了

2)砕石を敷き詰め、転圧して地盤を固める

3)砕石の上に防湿シートをかけ、捨てコンクリートを流し入れる

4)配筋を組む

5)型枠を組む

6)建物の基礎となるコンクリートを打設する

という具合ですが、上の写真は3)の工程が終わったところです。

この後、配筋の作業に進んでいきます。

 

もう一枚写真を載せておきます。

 

砕石の中からニョキっと突き出しているのは、給水と給湯の配管です。基礎の横ッ腹に穴を開けて配管をいれる会社もありますが、ECOホームでは地面の下を通すようにしています。

基礎の横から配管を入れる場合、冬場の凍結防止のためにヒーター線を配管のまわりに巻く必要があります。このヒーター線が結構な金食い虫で、冬の間、1ヵ月に1万円ぐらいの電気代がかかることも少なくありません。

ヒーター線にはサーモスタットが付いていて、気温が3℃に下がるとスイッチが入って、9℃まで上がるとスイッチが切れるような設定になっているのですが、配管が建物の北側や隣家の影などにあると一日中つけっぱなしになるのです。

配管を地面の中に通すと、地面の中は地熱の影響で年中15℃ぐらいで安定しているので、ヒーター線が不要になります。もちろん電気代もかからないのです。

続く。

 

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