防湿シートから突き出る配管のひみつ~延床13坪のミニマムハウス@北杜市
連日レポートしている北杜市のS様邸ですが、本日も少しだけ紹介しておきます。
今日は基礎の防湿シートを貼る作業が終わりました。防湿シートというのは地面からの湿気を防ぐものです。防湿シートの上にドーンと建物の基礎を作るので、この防湿シートは建物の中に湿気が入らないようにするというより、地面の湿気から基礎コンクリートを守るものです。
青色とピンク色の配管がニョキっと突き出ていますが、これは水道とお湯の配管です。配管を地面の中に通すことで、地熱が配管を凍結から守ってくれます。
基礎の横に穴を開けて、そこから給排水の配管を入れる建築会社も多いですが、そうすると凍結防止用のヒーターを設置する必要があり、ヒーターの費用も電気代も余計にかかるので、ECOホームでは地熱利用のこのやり方を採用しています。
(続く)