本格的に有機農業をやりたくて、神奈川から移住。
大きな畑と広々とした平屋で、朝日と鳥の声で目覚める毎日に感動しています。
山梨県北杜市 S様邸(事例はこちら)
※2024年4月完成、2024年7月にインタビュー実施
移住のきっかけは?
- ご主人
- 移住前は、神奈川県の大和市の戸建てで20年以上暮らしていました。ふたりとも土いじりが好きだったので、近所でシェア畑を借りて野菜を作ったりして、「定年退職したら本格的に畑をやりたいねー」なんて夢を語りながら楽しく過ごしていたのですが、コロナ禍がやってきて、生活様式が一変してしまって。マスクをしての通勤とか、黙食とか、行動が規制されて、何をするにも窮屈で。それで、都会を離れて田舎で暮らしてみようかと移住を考えるようになりました。
- 奥様
- せっかくなら本格的に有機農業をやりたいと思っていたので、移住先をいろいろと探していく中で、有機農業が盛んな北杜市を知りました。調べていくと、大きな災害や地震が少なく安心して暮らせそうだったので、移住先の第一候補にあげました。
ECOホームとの出会いを教えてください
- ご主人
- 神奈川の家は、冬寒く夏暑くて、住み心地が悪かったんです。次に建てるなら、その地域の気候に合った家を建てている地元工務店がいいと思ったので、ネットで探したところECOホームさんに行きつきました。ホームページのブログがとても充実していて、更地→基礎→上棟と家づくりの工程がわかりやすく書かれていて、しっかりとした家を建てている印象でした。
ECOホームを選んだ理由は?
- ご主人
- 最初、甲府市の工務店に行ったのですが、具体的な移住計画がなかったせいか、あまりいい対応をされなかったんです。同時期にECOホームさんに連絡して、土地もまだないけれど北杜市に移住して家を建てることを考えていると伝えると、藤原社長が「でしたら一度寒い時期に来て、北杜市の気候と、ECOホームの家を体験してみてください」と言ってくださったので、さっそく事務所に伺いました。
- 奥様
- その時にECOホームさんが建てたYさんのお家に連れて行ってもらったんですが…それはもう衝撃的でした。玄関を開けた瞬間、木の香りが漂っていて、それに真冬なのに暖かいんです。Yさんもご自分の家が大好きなようすで、「いいでしょ」とすごく自慢げにされていました(笑)
- ご主人
- あと、実直でまじめな藤原さんの人柄も良かったです。僕は好奇心旺盛というか、気になったことはとことん調べたくなる性分なのですが、細かなこと、たとえば梁についている接合金物のこととか、どんなことでも聞けば丁寧に教えてくれました。それと、家を見学させていただいたYさんとの関係性も良いかんじで。そんなこんなで、土地はまだだけどECOホームさんで家を建てようと決めました。
家づくりの中でこだわったこと、実現したかったことは?
- 奥様
- 平屋って贅沢だなあと思っていたんですけど、せっかく広い土地に家を建てるんだから、平屋にしようと。あとはごろりと転がれる和室、お茶を飲みながら日向ぼっこできる縁側、それから収穫した作物を貯蔵できるような大きなパントリーなど、北杜市の自然を楽しむための家をつくりたかったです。
- ご主人
- まずは、せっかく広い土地なので、ゆったりとした伸びやかな空間と、将来車いすでも出入りできる広いトイレ。次に、庇を長くして、夏は直射日光を遮り冬は家の奥まで日差しを取り込む、昔の日本家屋の知恵を取り入れた住まい。それから、キッチンはタカラスタンダード。これは、以前ショールームに行ったときに展示してあった40年前のホーロー製のキッチンが、まったく色褪せてなくてカッコよかったので。自分なりに住みたい家のイメージはあったので、たくさんの具体的な要望をお伝えしました。
ECOホームとの家づくりで印象に残っていることは?
- ご主人
- 藤原さんとの毎回2~3時間の打ち合わせは、家づくりのことはもちろん、それ以外でもいろいろな話題で盛り上がり、とても楽しかったです。
- 奥様
- 最初から最後まで、どんなときでも聞いたらなんでも丁寧に教えてくれました。感謝しています。
実際に暮らしてみての住み心地は?
- ご主人
- 大きな家だけど、夏はエアコン1台で寒いくらいです。家の中が快適すぎて、大げさではなく季節を忘れてしまいそうになります。
- 奥様
- 引っ越してきた翌朝、朝日と鳥の声で目が覚めたんです。こんな幸せな目覚め方があるんだと感動しました。
- ご主人
- すごくいい家になって大満足です。建てる過程もずっと見ていたし、壁の構造用合板のやすりがけもふたりで頑張ったし。この先も思い出を刻み続けて、ずっと大切にしたいと思っています。