自然と調和する、柔らかなアイボリーの外観。外壁は、ベルアートという塗料で刷毛引き仕上げに塗装した味わい深い塗り壁となっています。
外構は後日工事を行うので、それまでは泥はね防止に砂利だけを敷いています。家の後方には、のびのびと枝葉を伸ばすワイルドな桜の木。春が楽しみです。
1階はお寺をイメージしたジャパニーズモダン。床材には表面をこすって年輪の凹凸を際立たせた、うずくり仕上げの栗の無垢を提案しました。
リビングの一角に和室ルームを配置。障子は建具屋さんに依頼して、「和」になりすぎないモダンなデザインをオリジナルで制作しています。
和室には可動式の扉を設置。床とあわせたダークブラウンで、扉を閉めたときにもリビング全体のインテリアに馴染みます。
キッチン方向を見た別角度からのリビング。レトロな雰囲気を壊さないよう、窓枠や棚、椅子など同色で揃えています。
ステンレス天板の広々したシステムキッチン。
収納たっぷりで使い勝手のいいキッチンのバックカウンター。調理家電のデザインや配置にもこだわりがあります。
脱衣スペースをゆったりと確保し、天井には物干しポールを設置した洗面室。正面はバスルームです。
白を基調とした清潔感あるトイレ。
玄関と2階へ上がる階段。
2階は1階とは違ってヨーロピアン風にしたいというご要望ですので、階段の最上段までが1階と同じ色で、そこから上は白い床を張っています。
ミントグリーンの天井と白木が爽やかな2階の12帖の洋間は、2人の子供部屋。たっぷりの収納と、1部屋を2部屋に仕切る可動式扉がポイントです。
子ども部屋の可動式扉を半分閉めてみました。使わないときは壁側に収納できるので、すっきりとした空間が実現できます。
将来子ども部屋を2部屋に仕切ったときのために、ドアとクローゼットは2つずつ配置しています。
白を基調にした清潔なイメージの2階の廊下。正面は1階への階段、逆方向に進むと屋根裏部屋への上り階段があります。
2階の廊下から屋根裏部屋へと続く階段です。
屋根裏部屋。大きな管は24時間換気用とソーラーサーキット用の排気ダクトです。将来は床をはって、ロフトにすることも可能です。
床下エアコン。真冬でもエアコン一台で1階の床全体、トイレやお風呂の床までもポカポカと暖まります。床暖房と比べて初期費用が安い点もお勧めの理由です。