深みのある焼杉の外壁が印象的な片流れ屋根のコンパクトな平屋建て。背後には雄大な八ヶ岳連峰がそびえています
南側の大きな窓からは暖かな太陽光がたっぷりと降り注ぎます
手前の白いボックスはエコキュート
部屋の隅々まで光が届くよう、大窓のほかにも全方向の壁に小窓を設置。また、すべての窓枠を白にすることで外壁のアクセントとなっています
リビングスペースのフローリングは厚さ30ミリの無垢の杉。階段を境に手前側はダイニングキッチンエリアで黒い石目調のタイルを施工
南面の窓側から見たリビングダイニング。ドアのない開口部の向こうはバスルーム、洗面室、トイレと水回りが一直線に並ぶ使い勝手のいい間取りです
リビングの奥から、南側の掃き出し窓と玄関方向を見たようす。室内の無垢杉はまだ白い状態ですが、建てて2年もすれば飴色に変化して落ち着いた雰囲気になります
キッチンはハウステック社のシステムキッチンを採用。建物の内壁には構造用合板を利用して強度を高めています
ダイニングから段差なくつながる洗面室とユニットバス、トイレ
機能的なユニットバス。ワイルドなワンダースケルトンハウスですが、各設備はエコで快適なものを採用しています
洗面室の引き戸の向こうはトイレ。省スペースでバリアフリーな家です
小窓を付けてトイレスペースも明るい空間に
LDKの上には片流れの屋根の勾配を利用したロフトスペース。一番高いところは210センチあるので普通に立てます
ロフトの別角度。小窓からの採光と景色が楽しめる心地よい空間なので、寝室として利用する予定だそう
ロフトに上がるスケルトンタイプの階段。ECOホームの標準仕様では手すりは木製なのですが、O様のアイデアで紐製のユニークな手すりとなりました
リビングの床の一部を開けると、床下にはエアコンが。冬の間は、これ一台で家全体を床面からじんわり暖めます
床下エアコンは一般的な居室用のエアコンを使用できるので、床暖システムよりも手軽で低コスト。また、広大な床下は収納スペースとしても大活躍です
テラスの支柱は、玄関ドアの色に合わせて明るいカラーに塗装しました
自然素材をふんだんに使った建物は、周囲の景色と調和しています